2016年11月17日
北海道原子力防災訓練において当社のIP無線が使用されました
北海道原子力防災訓練において当社のIP無線が使用されました
2016年11月13日~14日、北海道の泊原発の事故を想定した北海道原子力防災訓練において当社のIP無線機「ボイスパケットトランシーバー」及び動態管理システム「モバロケ」が使用されました。
訓練詳細は下記のとおりであり、ボイスパケットトランシーバーは、避難住民誘導を想定した訓練の連絡手段として使用され、 北海道・泊村・共和町の各対策本部や、職員の方々に配備されました。
ボイスパケットトランシーバーは、日本全国が通信エリアであり、本訓練では各地の状況報告を一斉に関係者に伝えるグループ通話機能や、個々の連絡を取る個別通話など、状況にあった通話を提供いたしました。
また、GPSを使用した当社の動態管理システム「モバロケ」による動態管理も行われ、北海道原子力防災センターでは、同センターの大型モニターに「モバロケ」画面を表示し、各避難バスの位置を地図上で把握し、円滑な避難に貢献いたしました。
当社は、今後も危機管理においての通信手段と動態管理手段の構築に貢献していきたいと考えております。
記
1.実 施 日
2016年11月13日(日)、14日(月)
2.訓練内容
以下の想定のもと、対象住民の方の避難において当社のIP無線機が使用されました。
北海道電力株式会社泊発電所3号機において、定格熱出力一定運転中、北海道南西沖を震源とする地震が発生し、大津波警報が発表される。これを受け、緊急負荷降下を開始し、原子炉停止に至る。その後、原子炉冷却材漏えいが発生し、非常用炉心冷却装置を作動させるが、設備故障等により同装置による注水が不能となり、全面緊急事態となる。さらに事態が進展し、炉心損傷に至り、放射性物質が放出され、その影響が発電所周辺地域に及ぶ。
3.主催
北海道、泊村、共和町、岩内町、神恵内村、寿都町、蘭越町、ニセコ町、倶知安町、積丹町、古平町、仁木町、余市町、赤井川村
4.関係省庁
内閣官房、内閣府、国家公安委員会、警察庁、消費者庁、総務省、消防庁、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、気象庁、海上保安庁、環境省、防衛省、原子力規制委員会
以上
■訓練内容の詳細
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■製品情報
業務用IP無線「ボイスパケットトランシーバー」はこちらから
動態管理システム「モバロケ」はこちらから
■問い合わせ
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