バスロケーションシステム モバステーション
バスロケーションシステム「モバステーション」は、GPSで取得したバスの位置情報をNTTドコモのLTE通信網にて取得し、
インターネット回線を介して各営業所や運行管理者へ届けます。
この位置情報を利用して、バスの位置情報表示や、バス接近案内などのサービスを行うことができる仕組みをご提供いたします。
クラウドサービスなので各営業所に専用サーバーを設置する必要がなく、導入コストやランニングコストを抑えることが可能です。
モバステーション3つの特長
走行中のバスが今どこにいるか
きちんと把握したい
GPSアンテナを搭載することで長距離バスや山間部を運行するローカル路線でも正確に位置情報を知ることができるシステムが、バスロケーションシステムです。
NTTドコモのLTE通信網を使用しているため、広域範囲においてデータ通信と音声通話が行えるのが特長です。
バスの位置情報を走行中は100mごとに更新。時刻表と比較してバスの遅れを表示するなど、運行しているバスの位置・状態がリアルタイムに運行管理者やお客様に提供することができます。
またパケット通信網をを使用しているため、非常時にも比較的回線を確保しやすく、通信が可能です。
お客様のバス待ち時のイライラと
不安を解消したい
交通事情の影響から時刻表通りの運行が難しいのが現状です。
お客様は目的のバスの走行位置や状態が分からず、イライラしたり、不安になることがあります。
モバステーションをご利用いただくと、バスの位置表示や、あらかじめ設定した停留所の接近情報の確認ができるため、お客様のイライラと不安を解消いたします。
またスマートフォンやパソコンで閲覧できる専用バスロケーションサイトでは、経路検索、時刻表検索も可能です。
スマートフォンなどを持たない方には発車案内モニター設置等でバス情報をお知らせすることができます。
自社で運用している
システムや機器を活用したい
モバステーションは拡張性に優れたバスロケーションシステムです。既存のシステムやワンマン機器との連携も可能です。
さらに乗換経路検索や、エリア全域のポータルサイト構築などとの連携も可能です。
サービス拡張のため、バスロケーションシステムの整備をお考えの方、現状と今後の展開についてヒアリングさせて頂ければ最善のシステム提案をいたします。
導入メリット
バスロケーションシステム「モバステーション」はバス事業者、バス利用者それぞれに対してメリットがあります。
1.バスの運行情報をリアルタイムで把握
車両に業務用IP無線システムiMESH、GPSアンテナ等を設置し、バスロケーションシステムを整備することで、車両位置情報が一定間隔で送信されます。 運行管理者は、画面に表示される地図上でバスが現在どこを走っているのかを確認することができるので、バス利用者からの運行に関する問い合わせにも迅速に対応することができます。
2.バス乗務員へのサポート
バス乗務員は運行ルートや時間が守られているか、走行中の安全など運転中に気を配ることがたくさんあります。
電子スターフに運行ルート情報や、事故の多い場所等の注意喚起を表示させることで、誤運行や事故防止をサポートすることができます。
また、緊急地震速報も表示できるので、安全管理にも役立ちます。
※サンプル画面
3.運行履歴データで業務改善
バスロケーションシステム「モバステーション」は、過去2年分の運行履歴を保存できる機能を搭載。走行経路や速度はもちろん、ドアの開閉状況やバス停通過時間まで、幅広いバス運行管理が可能です。
「素通りした」「バスがこない」などの問い合わせの事実確認にも役立ちます。
4.バス利用者メリットがサービス向上に
バス利用者メリットは事業者メリットにつながります。
「バスは渋滞などで時間通りにくるか分からない」「 バスが行ってしまったのか、まだ来ていないのか分からない」というお客様は多いと思います。
「バスがどこを走っているか分かる」は、これまでバス利用で不満を抱えていたお客様だけでなく、今までバスを利用していなかった方へのアピールにもなります。
5.多様な拡張性
混雑情報連携
・バス車内の乗車口と降車口に「乗降センサー」を設置し、系統・停留所毎の乗降数を計測。乗降データはリアルタイムでサーバーに連携されます。
・バス利用者においては感染対策面での利便性向上、バス事業者においては各種帳票にてダイヤ改正にお役立ていただけます。
WEB延着証明書
・これまで窓口での紙発行が主流であった延着証明書を、WEB発行可能とするサービスです。
・バス利用者の利便性向上及び、窓口業務の削減が見込まれます。
GTFS対応
・GTFSデータをGoogle社に連携することによるGoogleMapsでの乗換検索機能となります。
・モバステーションと同時に導入することで、動的(リアルタイム)データでの案内が可能となります。
1.各デバイスから運行状況確認
バスロケーションシステムを導入すると、バス利用者がパソコンやスマートフォンなどで、いつでも、どこでも、時刻表や経路検索、バスの位置が確認できます。
2.経路検索で簡単に目的地に!
出張や観光で来た初めての場所でも、経路検索を使えば簡単に目的地までたどり着けます。
バスの経路ごとに停車する停留所の表示や、経路乗継を含めた乗換検索もできるので、複雑な路線やダイヤの場合にも安心してご利用いただけます。
また、GTFSデータをGoogle社に連携することで、GoogleMapsで乗換検索をすることも可能です。
※GoogleMapsへの公開は、Google社の審査が必要になります
3.バス接近情報がスマホで確認できる!
専用サイトでいつも使うバス停をお気に入り登録することで、バスの接近情報が一目でわかります。
雨の日などはバス停に立ってバスを待っているのは大変。そんな時、バス接近情報があれば、交通事情の影響で遅れがあってもスムーズに乗車できます。
4.バス停にある発車案内モニターで運行状況確認できるから便利!
バス停や駅前などにあるバス発車案内表示機(デジタルサイネージ)で、誰でもバス運行状況や接近情報を確認できます。
バス停を通過するバス情報が分かるので、「乗る予定のバスが遅れているけど、その1本前のバスがもうすぐ来るからそれに乗ろう!」といった、状況判断がスムーズにできます。
バスの遅れ情報や緊急のメッセージも表示されるので安心して待つことができます。
広島公共交通ナビ「くるけん」
八丁堀 福屋前 バス停
京阪バス
枚方市駅中央 案内モニター
大分地区「バスどこ大分」
大分駅前 自立式
大分駅前 吊り下げ式
導入事例
のりものNAVI Okinawa
沖縄県のバス4事業者とモノレールに、バスロケーションシステムを導入しました。沖縄を走る路線バスの乗り換え案内や時刻表検索、現在のバスの位置が確認できるページです。複雑な沖縄のバス系統ですが、バスなび沖縄の乗り換え案内により、バスでの移動が容易になります。
バスどこ大分
大分地区のバス会社3社共同で運営している、バスロケーションシステムです。路線バスの乗り換え案内や時刻表検索、現在のバスの位置が確認できます。事業者をまたぐ乗り継ぎなども案内でき、大分での移動がより便利になります。
広島公共交通ナビ「くるけん」
広島都市圏の路線バス事業者様共同で運営している運行状況案内サービスです。
バスのリアルタイムな運行状況を、スマートフォンやバス停に設置してある発車案内モニターにより、案内しております。
また、事業者様を区別せず、行先別に案内することにより、乗客の方がスムーズに自分の乗りたいバスを検索することを可能としております。
大分空港バスモバイルチケット「バスチケ大分」
大分地区のバス会社3社共同で運営している、モバイルチケットサービスです。
空港リムジンバスのチケットをスマホで決済し、QRコードをバスの読み取り機にかざすことでチケットの消費判定を行い、バスの降車が可能になります。
券売機に並ばずチケット購入が可能であり、回数券購入や譲渡、領収書発行等、各種機能に対応しております。