2022年12月19日
原子力総合防災訓練において当社のIP無線が使用されました
令和4年11月4日~6日、美浜発電所を対象に、福井県嶺南を震源とした地震の事故を想定した原子力総合防災訓練において当社のIP無線機「iMESH」が使用されました。
訓練詳細は下記のとおりであり、iMESHは、訓練の連絡手段として使用され、内閣府、経済産業省、原子力規制庁、福井県庁、滋賀県庁、岐阜県庁、美浜原子力規制事務所、三菱総合研究所、日立パワーソリューションズ、関係職員の方々に配備されました。
iMESHは、日本全国が通信エリアであり、本訓練では各地の状況報告を一斉に関係者に伝えるグループ通話機能や、個々の連絡を取る個別通話など、状況にあった通話を提供いたしました。
当社は、今後も危機管理においての通信手段と動態管理手段の構築に貢献していきたいと考えております。
記
1.実 施 日
令和4年11月4日(金)~6日(日)
2.訓練概要
以下の想定のもと、統制部の訓練運営のための通信手段として活用しIP無線機を使用することで
円滑な訓練がおこなわれました。
警戒事態発生に伴う原子力規制委員会・内閣府原子力事故合同警戒本部、施設敷地緊急事態発生
に伴う同事故合同対策本部、全面緊急事態発生に伴う原子力災害対策本部を設置するとともに、各
本部の運営を通じた関係機関の情報共有、連絡調整、意思決定等を行う。
訓練目的は、以下のとおり。
(1) 国、地方公共団体及び原子力事業者における防災体制や関係機関における協力体制の実効性の
確認
(2) 原子力緊急事態における中央と現地の体制やマニュアルに定められた手順の確認
(3) 「美浜地域の緊急時対応」に定められた避難計画の検証
(4) 訓練結果を踏まえた教訓事項の抽出、緊急時対応等の検討
(5) 原子力災害対策に係る要員の技能の習熟及び原子力防災に関する住民理解の促進
3.参加機関等
(1) 指定行政機関等
内閣官房、内閣府、国家公安委員会、警察庁、消費者庁、総務省、消防庁、法務省、外務省、財務
省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、資源エネルギー庁、国土交通省、気象庁
海上保安庁、環境省、原子力規制委員会、防衛省
(2)指定地方行政機関等
中部管区警察局、近畿地方整備局、中部運輸局、東京管区気象台、福井地方気象台、彦根地方気象
台、第八管区海上保安本部、陸上自衛隊中部方面隊、陸上自衛隊第3師団、陸上自衛隊第10師
団、航空総隊、航空支援集団、航空自衛隊第12高射隊、海上自衛隊舞鶴地方隊、自衛隊福井地方
協力本部、美浜原子力規制事務所 等
(3) 地方公共団体等
福井県、石川県、兵庫県、滋賀県、岐阜県、奈良県、関西広域連合、美浜町、敦賀 市、若狭町、小
浜市、南越前町、越前市、越前町、おおい町、坂井市、永平寺町、 小松市、姫路市、三木市、天理
市、長浜市、高島市、大津市、揖斐川町、警視庁、 埼玉県警察、福井県警察、石川県警察、滋賀県
警察、 岐阜県警察、福井県教育委員会、滋賀県教育委員会、福井市消防局、敦賀美方消防組合消防
本部、若狭消防組合消防本部、湖北地域消防本部、高島市消防本部、揖斐郡消防組合消防本部 等
(4)原子力事業者
関西電力株式会社、美浜原子力緊急事態支援センター 等
■製品情報
業務用IP無線「iMESH」
■訓練内容の詳細
https://www8.cao.go.jp/genshiryoku_bousai/kunren/r4sg.html